【浮気発覚!?】SNS匂わせがエスカレートする女⑦【彼氏の幼馴染】

浮気
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「そうなんだ。片思い?」

「うん、ずっと」

「ずっと???早く告白したら?」

「余計なお世話!」

あかねの怒った顔は昔から変わらない。

それから調子に乗って飲み過ぎた俺は、机に突っ伏して寝てしまった。

「おい、勇太」

「…う~~~」

「こりゃ潰れたな」

「翔が飲ませすぎなのよ」

「どうしよ、俺らもうそろそろ解散するのに」

「わたしがなんとか家まで送っとくよ」

「あかね、悪いな」

「うん、大丈夫。こういうの慣れてるし。」

そういってあかねは飲み過ぎた俺を介抱してくれていた。

店から追い出され、フラフラの俺に肩を貸しながらゆっくり歩くあかね。

「ごめん、あかね」

「まったくもう。渡した水飲ん?タクシー呼ぶよ?」

「気持ち悪い…」

「とりあえず私の家近いから、一旦休も?」

「うん、ごめん、、」

・・・・・

そこから記憶が無くなって…目が覚めると俺は知らない部屋のベットで寝ていた。

その隣には、、、下着姿のあかねがいたんだ。

全く状況が飲み込めない俺にあかねがそっとささやいた。

「起きた?」

「起きた。ってか、、、あの、、」

俺が目のやり場に困っている様子が分かったのか

あかねはソファに掛けてあったルームウェアをさっと羽織った。

「もう気分悪いのは大丈夫?」

うん、大丈夫。」

いや、今の俺の状況は全然大丈夫ではない。

しばらく沈黙が続き、あかねが小さな声で言った。

「昨日のこと、何にも覚えてなさそうだね」

「ごめん、俺、ほんとに酔っぱらってて」

「知ってる。」

「ごめん、、、」

「勇太酔っぱらうとあんななんだねみんなには内緒にしとくから。私たちもう大人だしね。」

すこし笑いながらあかねが意地悪そうに言う。

内緒にしとくってことは…あかねと…やったんだ。

「ホントにごめん。」

俺は急いで服を着て、すぐにあかねの部屋を出ようとした。

ねえ勇太またすぐ、連絡していいよね?」

あわてて靴を履く俺にあかねが声をかけてきた。

「…うん。また。」

「気を付けてね。」

いろんな罪悪感にうちひしがれた帰り道、俺は葉月からのLINEに既読を付けることが出来なかった。

↓つづく

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